ブログを始め記事を書いているものの、収益が出ない伸びない。ブログって本当に稼げるの?
そんな悩みを抱えていませんか?
ブログは記事を書けばすぐ収入になるような類のビジネスではないので、誰もが収益がでない時期を経験します。
いわば誰もが通る道ではありますが、そのやり方を間違ったまま書き続けていてはいつまでたってもブログで収益を出すことはできません。
私はひとつのブログで1,500万円の収益をあげたこともあり、現在も複数のブログを運営しています。
そんな私がブログ運営をする中で得たノウハウを、チェックリスト形式でそれぞれ簡潔に紹介します!
あなたは何個できていますか?
ブログが稼げない理由① マーケットを意識していない
ブログはネット上で、かつ一人作業で完結してしまうので相手のいる仕事だという認識が芽生えにくいものです。
しかし、見えにくいだけであってネットの世界の向こうには生身の人間、読者がいることを忘れてはいけません。
ブログ記事はあなたが作り出す商品であり、ネットという販路を通じて商品を供給するビジネスです。
ブログをいちビジネスとしてとらえ、マーケティングを意識できているブログはやはり結果がついてきます。
需要のないブログネタを書いている
まずは「世の中から求められている商品を提供できているのか」ということです。
一番最初に書いたからには、これが一番大事なこと。
これができていれば6〜7割稼げるブログになるといっても過言ではありません。
そもそもブログに書いているその情報を欲しがる人がどのくらいいるのか考えた事はありますでしょうか。
ブログには検索してリーチされるので、検索需要を考える事が大切です。
以前、趣味でマルタ留学したときの体験談をブログに書いていたのですが、マルタ共和国という地中海の小さな国に留学する人ってまだ珍しいんですよね汗
月5,000円くらいのおこづかいにはなりましたが、稼げてる!と胸張って言えるレベルではありませんでした。
稼げるブログは、自分が書きたいことベースではなく消費者目線。
ユーザーが欲しがる情報を提供することです。
多くの人が知りたがっているネタを提供することで、当然多くの検索需要を集めることができます。
そこでおすすめするのがテレビやニュース、SNSをチェックすること。
こういったメディアで盛り上がっている話題は、日本全国の何万人が同時に気になっているネタ。
大きな検索需要があります。
ライバルが多すぎるブログネタを書いている
需要のある場所を狙おうとすると、必ず直面する問題。
それはライバルが多すぎるということですね。
検索需要が多いブログネタはライバルも多く、後発の個人ブログでは立ち向かえたものではない。
だからニッチなネタを狙いましょう!
という意見もよく聞きますが、これは半分当たっていて半分間違っていると私は考えています。
確かに検索需要が多いブログネタはライバルも多いレッドオーシャン。
けれどニッチなところを狙うと逆に需要がなく、魚のいない池に釣り糸をおろすようなもの。
なので狙うべきは需要があり、かつまだライバルが少ない(新しいor気づかれていない)ネタで記事を書く事です。
ブログ記事を投下するタイミングが需要と合っていない
いくら検索需要を意識していたとしても、ブログ記事の投下が早すぎたりまたは遅すぎたり。
需要の波に合っていなければ読んでもらえません。
たとえば、ブームになったお菓子「マリトッツォ」からイメージしてみましょう。
マリトッツォの検索需要はこのような一過性の波になっています。
ブーム到来前、三年前にマリトッツォをブログに取り上げたとしてもブームがくるまで三年間需要がないので売れない日が続きます。
そしてブームがくるとは誰も予想できませんでしたよね。
ブログ記事を仕込んでおいて、運良くブームがきたらいいけれどブームが来なかった可能性だってあったわけです。
逆に今ブログにしてみたら、どうでしょう。
すでに大きな流行の波は過ぎた状態、そしてライバルブログがひしめいていますので記事にするには遅すぎるわけです。
最高のタイミングは流行が始まる直前か、流行が始まった直後の上り坂のタイミングでブログを書く事です。
ブログが稼げない理由② SEOを意識していない
ブログ記事は単に書いただけでは、読んでもらえません。
これまたビジネスに置き換えると、商品をつくっただけでは売れないということです。
商品を売るためには販路が必要ですよね。
ブログの販路はGoogleなど、検索エンジンです。
Google検索したとき、上に表示された記事から見ていきますよね。
この検索順位を上げるための戦略をSEOといいます(Search engine optimization)
SEOというのは「自分の商品を、お店のいい場所に置いてもらうための作戦」だと考えてください。
ブログ記事にキーワードが盛り込めていない
検索順位を決定するその仕組み、アルゴリズムは公開されていません。
しかし、Googleの狙いは検索者が求めている情報を的確に届け、Googleの検索エンジンを使い続けてもらうことです。
そう考えると、あなたのブログに検索者の求めている情報が載っているとアピールすることが理にかなった方法論なわけです。
タイトル、見出し、本文すべてにネタに関連するキーワードを使ってあげて「このブログ記事がいかに検索者が探しているネタと関連性が深いか」を検索エンジンという機械にもわかりやすいように伝えてあげます。
例えばこの記事では、ブログに挑戦しているけど結果がでなくて困っている方が検索するであろうキーワード「ブログ 稼げない」をブログタイトル、見出し、本文にしっかり入れるようにしています。
とはいえ、あまりにも不自然に盛り込みすぎるのもNG。
この後にも書きますが不自然だったり読みにくい文章は疲れるので、読者から早々に閉じられてしまいます。
ブログの記事数が少ない
検索順位はブログ全体の力量も大きく関係しています。
たとえば、全く同じブログ記事を書いたとしても運営歴が長く、記事数も多く、人気記事を多数抱えているブログの記事はすでにGoogleから高く評価されている状態なので、立ち上げたばかりで記事数が少ないブログよりずっと高い検索順位に表示されます。
この人の商品は売れる、という実績があればよい場所に置いてもらえるのは納得の原理ですよね。
なので、ブログ始めて1〜2週間経ったけど全然稼げない!と嘆くのは早すぎるということです。
コツコツ記事を積み上げてサイトパワーがつくのを待ちましょう。
サイトパワーがつくまでは、後述するSEO以外の流入も狙ってSNSを活用してアクセスを集める方法もあります。
ブログが稼げない理由③ 記事の質が低い
ブログ記事の質が低いとは、検索者の期待値を下回る内容であることです。
具体的には、求めている内容ではない、内容が薄く役に立たない。といったことです。
シンプルな話、質の悪い商品に消費者が魅力を感じないのと同じ道理で、質の悪い記事は読者の訪問があったとしてもすぐに離脱されてしまいます。
質の悪い記事をGoogleも検索結果に並べておきたくないので、検索順位もあがりません。
キーワードと記事の内容がズレている
キーワードが記事中に盛り込めているかというポイントとかぶっているようにも見えますが、ここで言いたいのは検索キーワードと関連があればいいという話ではなく「ブログ記事中で検索者の疑問に的確に答えられているか」ということです。
キーワード:検索者が抱える疑問
記事:検索者が求める答え
この関係性が成り立っていないといけません。
例えば「ブログ 稼げない」というキーワードの場合、ここでターゲットとする検索者が求めているのはブログは稼げないですよね、うんうんその通り!という内容ではなく、ブログで稼げるようになるための方法だと考えます。
なので、一貫してこの記事では稼げるようになるための方法をお伝えしています。
当然のことのように思いますよね?
ですが、意外とやってみると難しく初心者がやりがちなミスです。
しかも自分ではなかなか気づけないのがやっかいなところ。
誰かに見てもらうのが一番ですが、見てもらえる人がいない場合には冷静に客観的に、なぜ検索者はこのキーワードを打ち込み何を知りたいのかを考えてみましょう。
記事に専門性がない
Googleはサイトの専門性を重視しており、専門性が高いと認識されるブログはSEOも強くなります。
SEOのことを考えずとも、人の心情として質問するなら詳しい人よく知っている人に聞きたいですよね。
といっても、専門家である必要はありません。
きちんと検索者が満足できる内容を届けられているか、ということです。
これもしごく当たり前のことですが、ブログはだれでも発信者になれてしまうためいい加減な情報であふれている残念な現実があります。
「分かりませんでした!」
「どういうことでしょうね?私もわかりません」
こんな冗談みたいな表現、まさか使ってないですよね?
ブログを書く前には知らなかったとしても、ちゃんと調べて情報提供しましょう。
ブログ記事の内容が薄い
検索者の目線で考え、検索者が求めているものを十分に提供しようとすればブログの内容が薄くなるということはありません。
「とにかく書けばいい」「早くたくさん記事をあげればいい」と、目的を履き違えると内容がうすく、誰の役にも立たない誰にも読まれない記事になってしまいます。
例えば、とあるカフェに関するネタをブログにする場合。
行ってきました、おいしかったです。
書けるのはこれだけじゃないですよね?
どんな立地にあって駅からの道は分かりやすかったか
他にどんなメニューがあったか
他のお客さんは何を頼んでいたか
お店の雰囲気、店員さんの感じ、客層
一人でも入りやすいか、ベビーカーや車椅子も入れるか…
などなど。検索者が知りたいことや期待以上の情報を提供できます。
検索者目線で物事を考えるという思考を身につけるのには少し時間がかかりますが「自分だったらどんなことがブログに書かれていると嬉しいか」を考えるくせをつけて習得していきましょう。
ブログが稼げない理由④ ユーザビリティが低い
ユーザビリティとは使いやすさ、ブログにおいては読みやすさのことです。
読みやすい記事にするにはライティングスキルが必要と思われるかもしれませんが、ブログのようなライトな読み物には高度なスキルは必要ありません。
どう書いたら読者にわかりやすく、サクサク読み進めてもらえるか。少しの工夫があればクリアできます!
ブログ記事に誤字脱字が多い
誤字脱字が多いブログ記事は適当に書いたのではないかという印象を与えますし、書かれている情報もいい加減なのだろうと不信感を与えます。
また誤字脱字とは少し違いますが、固有名詞が間違っているケースも割とあります。
たとえば人の名前ですね。
とあるアイドルに関するブログ記事で全く別人の名前と間違えて書いているケースを以前発見したことがあります。
漢字の変換間違えなどのケアレスミスの範疇を超えてます汗。
専門性が疑われるのはもちろん、本人にも失礼ですし、ファンは怒って即そのページ閉じますよね。
ブログ記事が読みづらい
一文が異常に長かったり句読点がまったくなかったり主語目的語が抜け落ちていたり太字やマーカーも見出しも活用せずだらだらと長文ばかりが続いたら読む気を無くしますよね特にエンタメ系趣味系のリラックスタイムに読むようなネタの場合。
上記のような文章です。
読みにくい記事はすぐに離脱されてしまいます。
適度に文章を切って、強弱をつけたりマーカーを引いたり、ときには画像もはさみ、分かりやすくテンポよく読めるように工夫しましょう。
ブログの読み込み(ロード)に時間がかかる
時々、ページの読み込みにすごく時間がかかるサイトってありますよね。
その実際の時間は数秒とわずかでも、つい戻って他のページを探したくなりますよね。
読み込みに3秒以上かかると53%が閲覧を止めて離脱するという調査もあります。
読み込み速度を遅くする主な原因は、ブログに埋め込んでいる画像や動画が重過ぎたり多すぎる事です。
サイズを小さくしたり、圧縮してアップロードするようにしましょう。
ブログが稼げない理由⑤ 競合との差別化ができていない
ブログ記事を書く際、リサーチとして他のライバルサイトをチェックして、それらを参考にして書いていませんか?
ライバルチェックも大切ですがブログもいち商品ととらえると、他のライバルサイトと同じような切り口で同じようなことを言っていては売れない(読んでもらえない)わけです。
競合ブログのマネになっている
他のサイトの文章をまるごとそのままコピー&ペーストは論外ですので、このサイトの読者さんはされてないと思います。
ですが、だいたいの構成が他サイトと同じだったり、文章こそ違えど言っている事はほぼ同じというブログは山のように存在します。
その主な原因は同業のブログだけを参考にしているせいです。
狙ったキーワードで出てきた上位2〜3記事を読んだだけで記事作成をしているためです。
参考にできるのは競合ブログだけではありません。
- ニュース記事
- SNS
- 一次情報(元になったソース)
- ジャンルの違うブログ(amebloやはてななど)
- テレビ
- ラジオ
- 雑誌
毎回上記すべてをチェックする必要はありません。
いろんな情報源、特に信頼性の高い情報源から集めて他との違いを出す努力をしましょう。
また、情報の寄せ集めだけではなく自分の意見も盛り込むと独自性アップします。
大変そう?
いえいえ、本当に手をかけた分だけアクセスや収益となって返ってくるんです!
それを知ってしまえばやる価値が分かりますよ!
記事タイトルが魅力的でない
検索結果はお店の商品棚のようなものです。
そこに並ぶサイトタイトルは、いわば商品名。
あなたの商品が他の競合商品と似たり寄ったりな商品名だったら?
その中に埋もれて見過ごされてしまいます。
ですから、上位表示されているライバルサイトの記事タイトルをチェックし、他とは違う角度で書いてあげること。
魅力的というと非常に抽象的でわかりにくいと思います。
具体的なポイントはいくつかありますが、私が実践して成功したものを紹介します。
- 具体的な数字を入れる
- ちょっと内容をネタバレすることを言う
- 検索者の感情に寄り添う表現を入れる
例えばこの記事のタイトルは
『あなたのブログが稼げない7つの理由。』
と、7という具体的数字を入れています。
ちょっとしたネタバレをするなら、
『マーケティングが鍵』とか
検索者の感情に寄り添う表現であれば
『なんで稼げないの?』『どうしたらいい?』といった文言が入れられますね。
ブログが稼げない理由⑥ 広告が適切でない
需要のあるネタを質の高い内容で、タイミング良く投下できればもうチェックメイトできたようなものなのですが、それでもまだ伸ばせる余地があります。
ブログ内の広告が少なすぎるor多すぎる
実際に私のクライアントさんでいらっしゃったのですが、広告を一記事中ひとつしか入れていなかったんですね。
記事の一番下にささやかにバナー広告一枚。
確かに広告は入れすぎると、読みにくくなりますし、読者からうっとおしがられてしまいます。
けれど少なすぎるとキャッシュポイントが単純に減るので収益がでません。
現状、Googleアドセンスの場合ブログひと記事に入れていい広告の数に規定はありません。
ですが各見出しの最後に1バナー、全体1,700字で4つくらいが適量でしょう。
Googleアドセンスしかいれていない
ブログアフィリエイトの基本はGoogleアドセンス。
それだけでもアクセスが十分とれていればかなり収益をあげることができますが、それだけしか入れていないのはもったいない!
Google以外にもASPと呼ばれるアドネットワークの会社はたくさんあります。
Googleにはない提携先や、クリエイティブ、システムを持つ優れた企業のアドを入れたことで、私のブログは収益が1.5倍に伸びました。
私のクライアントさんにはおすすめのアドネットワークを紹介しています^^
ブログが稼げない理由⑦ 書いた後のケアができていない
ブログ公開ボタンを押したら、あとは待つだけ。
ではありません!
アクセス&収益アップのために、まだ出来ることはあります!
最後の一息、がんばりましょう。
ブログを書いて終わりになっている
ブログを書いて、公開したらそれで作業終了だと思って、、ませんよね?
- 関連記事の内部リンクを貼って、サイト内の回遊性を高める。
- Googleサーチコンソールでインデックス登録をリクエストする。
- TwitterなどSNSでブログ記事を告知する。
ブログを書いたらこれらの作業も絶対にやってください!
一つ一つは小さな作業でもちりが積もって大きな差になります。
記事の更新や定期点検ができていない
一度公開した記事は何年もそのまま放っておいていいわけではありません。
あまり変化のない普遍的な情報であれば更新は必要ありませんが、変化の激しいジャンルや最新情報の提供が肝の場合は公開後も気にかけてあげる必要があります。
記事の内容を最新に更新したり、Googleアナリティクスで集客状況を確認したり、サーチコンソールでヒットしているキーワードを確認したりと点検作業もすべきですね。
といっても全ての記事を更新し続けるのは大変ですし、費用対効果で言ったら新しい記事を増やしていく方が効果的です。
なのでブログに記事が少ないうちは新規記事作成に全力を注ぎ、記事が増えてきたらアクセスが取れている記事が下がらないようにメンテナンスしていくようにしましょう。
稼げるブログにするためのチェックリスト
- マーケットを意識していない
- 需要のないブログネタを書いている
- ライバルが多すぎるブログネタを書いている
- 記事を投下するタイミングが需要と合っていない
- SEOを意識していない
- ブログ記事にキーワードが盛り込めていない
- ブログ記事数が少ない
- 記事の質が低い
- キーワードと記事の内容がズレている
- 記事に専門性がない
- ブログ記事の内容が薄い
- 記事のユーザビリティが低い
- 誤字脱字が多い
- 読みづらい
- 読み込み(ロード)に時間がかかる
- 競合との差別化ができていない
- 記事タイトルが魅力的でない
- 競合ブログのマネになっている
- 広告が適切でない
- ブログ内の広告が少なすぎるor多すぎる
- Googleアドセンスしかいれていない
- 書いた後のケアができていない
- ブログを書いて終わりになっている
- 記事の更新や定期点検ができていない
これを毎度チェックできれば、ブログもブログスキルも磨かれていくこと間違いなしと自信を持って言えるくらい、網羅的にポイントをあげました。
ブログは小さなことが掛け算されて大きな結果になります!
一つ一つは小さなことですが、軽視せずコツコツとクリアしていきましょう。
こんなにたくさんのことをいつも考えなくてはいけないの?
と、ブログ初心者の方は思われるかもしれませんが、慣れれば苦労せずに自然とできるブログ脳・webマーケ脳になるので安心してください!