夢は一朝一夕で叶うものではありません。
走り続ける間には、当然やる気が低下することがあります。
一番大切なのは気持ちが落ちてしまったとき、焦ったりしないこと。
そんなもんだと思って冷静に対処することです。
具体的にどのように対処すべきかをまとめました。
やる気がでないのは疲れてるだけかも?
まず疑ってほしいのは、疲れです。
やる気がでないのも、体から発する一種のサイン。
やる気=気力・体力ともいえます。
もう燃料が残ってないのに空焚きしようとしてる状態。
最後にゆっくり休んだのはいつですか?
毎日長時間働いてませんか?
一週間以上前働いてる、毎日夜遅くまで働いている、なんて方は要注意。
体調を壊す前に自分の体からのサインに従いましょう。
そして休むと決めたらしっかり休みましょう。
休んでいる間は仕事や、やるべきことの心配はせず全力で休んでください。
寝たり、だらだらしたり、体と頭をリフレッシュする休息と
外に遊びに行ったり、友だちに会ったりして心をリフレッシュする休息は分けて考えましょう。
本当はやる気ゼロの状態になる前に、意識的に休むようにするのがベストです。
ゼロからチャージするのには時間がかかるからです。
しっかり休みをとると、不思議とやる気が戻ってきますよ。
やる気がなくてもできる、やる気を出す方法
疲れていないけど、腰が重くて取りかかれない。
もしくは、ちょっと疲れているけど今は頑張りどきだからやらなくてはいけない!
そういうこともありますよね。
そんな時におすすめの、人間の心理を活用したやる気創出術を二つ紹介します。
とりあえず、やってみる
やる気になれないと言いつつも、やり始めると意外とノッてくるという経験ありませんか?
これは『作業興奮』といい、心理学者のクレペリンが発見した人間の心理現象。
やる気は作業をはじめた後から出てくるという仕組みがあるそうです。
つまり、やる気スイッチを入れるのは実際に作業をすることなんですね。
仕組みがわかると対処しやすくなりますよね。
やりたくないな、と思った時こそ「とりあえず」の気持ちではじめてみましょう。
大きくて難しいことからはじめるよりは、少ないエネルギーでもできる簡単なものから取り掛かるのがおすすめです。
作業を分解して小さなタスクから始めるのもいいですね。
やらなかったらどうなるか考える
目の前の取り組むべきことを先延ばしにして、やらなかった場合どうなるか。
最悪の未来を想像してください。
誰かに迷惑がかかる
怒られる
罰金が発生する
人生がいろんな意味で終了する
どうでしょうか?
嫌でもやる気になってきませんか。
人間は『損失回避の法則』といって、得より損を避けることにより敏感な心理傾向があります。
人は「リスクを回避」するためのほうが強い動機付けになるのです。
とはいえあまりハッピーな心理状態ではないので、ここぞという時だけにしておいたほうがよさげです。
「やる気がでない」の根本的な原因
やる気がでないのは、「本当はやりたくないことだから」ではありませんか?
やりたくてはじめたことであっても、やりたくないことになっていることはあります。
それには二つ、理由があります。
- ゴールを見失ってただの義務になっている
- 心の奥底では「このままでいい」と停滞を受け入れている
たとえば、やりたくてはじめたはずのビジネス。
なかなか手が伸びないのは、ただのやらなきゃいけないことになっているからではありませんか?
もしくは、このままでいることに本当は満足しているのではありませんか?
「やったほうがいい」「やらなきゃいけない」という一般論や他人の意見で動いてるとき、無理にやる気をふりしぼらないといけなくなります。
一方、自分がやりたいと心から思えるものに対しては、驚くほど抵抗が少なく、小さなエネルギーで動くことができます。
本当にほしいのは、やりたいのは、このままでいることか理想とする未来を叶えることか。
目の前の「やらなきゃいけないけどやる気の出ないもの」ではなく、その先の未来に目を向けてみてはいかがでしょうか。
そうすれば、本来やりたかったことや理想の未来が思い出せて、自然とやる気が出てきます。
あるいは、その先にやりたいことや叶えたい未来が見えないのだとしたら、方向転換が必要かもしれません。
限られた人生ですから、自分が本当にやりたいことを叶えて最高のものにしましょう!