留学中どんな生活をしているのか、留学を考えはじめたときに気になることですよね。
大学の公式サイトを見ても詳細なスケジュールや時間割が出てこない、なんてことはイギリスでは多いように思います。
私はロンドン芸大(University of the Arts London)というところで留学している30代社会人です。
スケジュールは大学によっても違いますし、同じ大学でもコースによって違うのですが
どこの学生も(特に大学院生は)超ハードだと言います汗
今回は私が実際に過ごしたイギリス留学中のスケジュールを紹介します。
イギリスの大学院は一年だけど、二年分詰まっている
イギリスの大学院(修士)は一年間と短いことは有名です。
これもまた大学によって違ったりはするのですが。
ちなみに私が通っているコースは1年と2ヶ月という不思議な期間です。
日本の大学院が通常二年かかるところ、一年で済むならその分の生活費も安くすみお得!
と言われるのですが、やっていることは二年分だよ〜とこちらの先生も言っているくらい詰まってます。
私が通っているのは美大なので、他の学部とは様子が違うかもしれませんが忙しいのは同じだと思います。
私のコースは授業選択の制度はなく、同じコースの生徒は全員同じ授業を受けます。
一学期に二つのユニットを同時進行し、それぞれの授業、課題に取り組み学期末に課題提出というのが大まかな流れです。
課題はレポートと美大なので視覚的な制作物の提出があります。
美大ではない大学だとレポートとテストがあったりするようです。
実際のイギリス留学中の生活、時間割
イギリス留学中(秋学期)の一週間の生活はこんな感じでした。
授業は月〜木曜日の午前中だけなので、一見ラクなんじゃないかと思えるのですが
授業のあとに復習、追加で配信される録画授業のチェック、毎回の授業で出されるミニ課題への取り組みが毎度発生するのでなんだかんだパンパンになります。
そして金〜日曜日は授業がなく、フリーなのですが課題をやらなくてはいけませんので図書室かカフェに行って作業!
またワークショップに参加したり、グループワークのミーティングをしたりと空き時間もかなり詰め込みました。
といっても毎日毎日勉強ばっかりしてられません。
私は土曜日を休みの日と決めて、午前中はゆっくりしてから家事や炊事、洗濯をする日にしていました。
コロナ禍でのイギリス留学の授業の様子
コロナの影響で月〜木曜日ある授業は3/4をオンラインで行っていました。
zoomのようなオンラインミーティングツールを使っての参加です。
わざわざ大学まで行かなくてもいいし、部屋着すっぴんで受けられるのでよかったなと思う反面、やはり臨場感には欠けるという欠点はありますね、、
唯一木曜日はオフライン授業で大学の教室でコースメートや講師とも対面できます。
やっぱり直接話せるのは気持ちが楽ですし、コースメートとも仲良くなれるきっかけになれます。
木曜日の授業後は学食でご飯を食べた後、コースメートとミュージアムやカフェに出かけました!
2021年現在、まだまだコロナの状況は良くなってませんので、この体制は続きそうです。
イギリス留学中遊ぶ余裕はあるのか?休日の過ごし方
木曜日の授業後はけっこう楽しくやっていたことがお分かりいただけましたね。
それ以外の週末など、出かけたりする余裕はあるのかということですが学期がはじまった最初のころはわりと心に余裕があったので出かけました。
だんだんと課題提出日が近づいてくるとそんな余裕はなく、土日とも大学の図書室にこもって作業をしていました。
平日より週末のほうが大学に行っていたという不思議。
大学はデスクトップPC使えますし、集中できるんですよね。
学期末の課題提出後は、溜め込んでいたストレスを爆発させるかのように寝まくった後、イベントやミュージカル、外食などお出かけしました。
働きながらイギリス留学は可能?バイトする余裕はあるのか
こんな詰め詰めでバイトなんかする余裕は、、、なかったです!
Twitterのイギリス留学アカウントなんかを見ているとバイトをされている強者もたまに見かけるのですが、私はとてもとても。
もう30代なので夜は日付が変わる前に寝ないと体壊しますし。
同じコースの子もバイトしているという話は聞いたことないですね、、
夏にまとまった休みの期間があるのでその時にはバイトまたはインターンをする人も増えるようですが、とにかく学期中は無理です。
そんなわけで経済的にはバイトは学期中にはできないかも、という想定で余裕をもって予算組んだほうがいいですね。
私は日本から持ってきたネットで完結する仕事を隙間時間で続けています。
留学前に仕事を用意しておくと、お金の心配も少なくすみますし、ただでさえ精神的負担が大きい留学中の支えになってくれるのでおすすめです。