新年、新年度など、節目に立てる目標。
いつも目標を立てるのはいいけど、途中で挫折したり忘れちゃったりしがちですよね、、、
ダイエットや運動、勉強など
緊急度は低いけれど、重要度が高いことにいかに時間を割けるかが成功や成長の鍵。
筆者は元々継続が苦手でしたが、近年意識を改革したことで
英語学習3年、ネットビジネス2年、ヨガ1年続けられています。
おかげで海外で生活できたり、自由なワークスタイルを手に入れたり、
自分史上、最も心身ともに健康的です。
そこで今回は私がどうして続けてこられたのかを分析してみました。
効果があった考え方や継続のコツを紹介します。
前提:適切な目標設定を行う
続けられなかった自分を責めてはいませんか?
責めるべきはあなた自身ではありません。
目標設定をまちがっただけかもしれません。
継続のテクニックの前に、まずは前提となる考え方を共有します。
手段を目的にしない
継続すること自体が目的や目標になってませんか?
たとえば、「英語を勉強する」。
これは本来の目的ではないはずです。
ちょっと壮大な言い方ですが
「英語を話せるようになって人生を変える」
ということが本来の目的ですよね。
スマートに海外旅行したい
英語を使う仕事につきたい
世界中に友達をつくりたい
海外で暮らしたい
そういう叶えたい未来が「英語を勉強する」の先にあるはずですよね。
努力することが目的、頑張る自分が最高!というケースもあるかもしれませんが
人間は基本怠けたい生き物だと私は思ってます。
ですので、ラクして頑張らないほうを選ぶのは自然の理にかなっています。
楽したいと思わなければ、数々の発明はうまれてません。
いまでも人間は手で洗濯してますし、LINEじゃなくてお手紙書いてます。
そんな怠け本能をぶち破ってまで努力できるのは、
その先にある夢や目標を叶えたいからです。
日本語でモチベーションというと「やる気」という意味でとらえられがちですが
本来、英語のmotivationは「動機」を指します。
モチベーションは気持ちではなくて
動機や理由がアクションの起爆になる、
という超現実主義な発想なんです。
叶えたい理由が強ければ強いほど、継続力は強くなります。
動機はモテたいとか、不純でも何でもいいんです。
とにかくワクワクする未来を思い浮かべましょう。
そういえば手段が目的化してたかも、という方は
ちょっと理由や動機を考える時間を取ってみてください。
やりたくないことはしない
そもそも、私はやりたくないことはしてません。
どんなにすばらしい目標であっても、やりたくないことはストレスなのでおすすめしません。
というと、何でもすぐにあきらめることになるのではと思われるかもしれませんよね。
羽海野チカさんの『3月のライオン』で格言とも言えるセリフがありました。
「できない」には
『3月のライオン』羽海野チカ著
「本当にできない」と「しんどそうでやりたくない」の2種類があるって・・・
そして大抵の夢は「しんどそうでやりたくない」の先に光ってるって
心の底からやりたくない、生理的に無理、性に合わない
ということは誰だってあります。
それを、面倒だから大変だからやりたくない
と混同しちゃだめよってことです。
私はネットビジネスを始める前に、プログラミングに挑戦したこともあるのですが、コードを書くという左脳作業がどうしても向いてないという判断のもとスッパリ諦めました。
ネットビジネスは「しんどいな〜」と時に思うことはあっても、
プログラミングのような「本当にできない」ではなかったので続いてます。
ハードルを下げて続けることにフォーカス
ワクワクする未来を描いて達成したい動機が明確になったら
実際に日々行う行動への落とし込みですね。
決意するときは気持ちが大きく、毎日腹筋100回!
みたいなキツめの継続設定をしてしまいがちですが
はじめの一歩は、とにかく小さく小さく。
最初は続けることに体を慣れさせることが大切です。
絶対続くことからはじめましょう。
これまで運動を一切してこなかった人が
いきなり腹筋一日50回に挑戦しようとしても挫折の可能性大。
でも10回なら?できそう、でも毎日は続かないかも。
3回なら?絶対できますよね。
自転車もこぎはじめに一番エネルギーを使いますが、走り出せばラクですよね。
継続するほどラクに続けられます。
目標や計画は途中で修正してもいい
小さくスタートしてもずっとその速度であれば、いつまでもゴールに到達できません。
継続することに慣れてきたらだんだん大きくしていきましょう。
逆に途中で、これは続かなそうと思うほどの負担を感じたらハードルを下げてもいいと思います。
また自分の体調と状況をみて調整すればOK。
途中で目標を変えるって完璧主義者からしたら、挫折と同じような響きに感じますが
まっっったくそんなことありません。
その時々で臨機応変に出力を変えていいんです。
もうちょっと走れそうだと思ったら、スピードをあげればいいし
逆にエンスト起こして最悪故障してしまうくらいなら、速度を落とせばいいんです。
実践:継続するためのコツ
では実践編です。する中での継続させるためのコツにいきます!
目標を立てた時は気合い十分。続く気がする!
でも三日も経てば気合いだけではどうにもならないことに気づき、そもそもその気合いが続かない。
あるあるですよね。
というわけで、気合いや決意気持ちに頼らない継続のコツを紹介します。
環境を変える
決めた目標に取り組みやすい環境づくりはできていますか?
決意だけに頼っていませんか?
人間の決意なんて吹けば飛ぶような、とても弱いものです。
勉強するはずだったのに、テレビを見てしまった。
筋トレするはずだったのに、スマホをいじってしまった
人間の行動は環境設計が決定する、とも言われています。
『やるべきこと』にアクセスしやすく
『やるべきでないこと』を遠ざける環境づくりは重要です。
ヨガマットを取り出しやすい場所に置く、
英単語カードを部屋の至る所に貼る、
マンガやゲームは手の届きにくい場所に隠す、
ちょっとした工夫ひとつでも習慣化のしやすさはぐんと変わります。
目標を可視化する
一番最初に説明した「継続する先にある夢や目標」を可視化していつでも見える場所におきます。
言葉のほうが入ってきやすい人は言葉で書いた紙を
イメージのほうが入ってきやすい人はビジョンボードや写真、絵などを
頻繁に目に入れます。
人間は想像したとおりの行動をすると言われています。
目標設定時に描いたステキな夢も、日々の生活の慌ただしさで薄れてしまいます。
継続による効果、その先の叶えたい未来を常に意識することが大切です。
いつでも見えるところに置いて潜在意識に刷り込みましょう。
言葉の力を利用する
簡単に言うと、座右の銘を持ちましょうということです。
どんな言葉を自分にかけてあげると、自分のやる気に火がつくかを知りましょう。
それは偉人の名言格言でもいいですし、自分が考えたオリジナルフレーズでもOKです。
私はノートや手帳、よく目につく場所に「為せば成る」と書いています。
また、座右の銘ほどカッコよくなくてもOK。
私は毎朝のヨガを習慣にしているのですが、
「5分10分すら割けないほど、キミは忙しいのかね?」
という自分ディスりをしてます笑
そうすると、確かにそこまで忙しくないな、ボーッとしてても5分たってるし。
と思って始められるんです。
それに一度はじめてしまえば、気分がノッて10分15分と続けられるんですよね。
完璧主義を捨て、再開する許可を与える
長い一年、あるいは長い人生。
気持ちは上がるときも、下がるときもあって当然です。
完璧じゃなくていいんです。
できない日があっても、自分にがっかりしないでください。
続けられなかったからもうアウト、ゲームオーバー。
いやいや、ゲームをしたかったわけじゃないですよね。
自分にとって良い選択を続けて、成長することが目的だったはず。
途中で転んでもいい。
転んでもまた走り出せばいいと自分に許可してあげること。
三日坊主でも毎週三日続ければ継続といえます!
コンスタントな継続はもちろん素晴らしいことですが、
やめてしまったらゼロになってしまいます。
何度でもやりなおしてOK!
そういう前提で取り組むことで、むしろ自分へのプレッシャーが無くなって続いたりするんですよね。
達成度を振り返る
達成感なく淡々と頑張り続けることはできません。
積み上げたものを振り返ると喜びを感じられるものですよね。
登山も頂上の眺めより歩いた道の長さに感動したりするものです。
ダイエットなら以前の写真と比較したり、体重を記録。
これから英語をはじめられる方は、今の自分の英語を録音して残しておいてもいいと思います。
消えたくなるほどひどいので
私は英語ビギナー時代の録音を聴きなおせませんが汗
あんなにできなかったのに、こんなにできるようになった。
そういった小さな実績が継続する不安を消し、自信に変えてくれます。
自信がつくとさらに継続できるようになる好循環がうまれます。
継続を習慣化する方法まとめ
継続させるための考え方や工夫を紹介しました。
基本的方針はこのような感じです。
- 取り組む動機や理由を明確にする
- 初動は小さく、とにかく継続を習慣化する
- やる気や気持ちに頼らない
参考になりそうな部分があれば、ぜひ取り入れていただければと思います。