エックスサーバーでWordPressをご利用の場合、デフォルトで海外からの管理画面へのアクセスが制限されています。
さぁ仕事♪と意気込んでログインできない!なんて海外で起こったらテンパりますが、
簡単な作業ひとつで現地からも日本と同様にログインできるようになります。
ただし、海外からのアクセスを制限するにはセキュリティ上の意味があるので注意が必要です。
ノマドワーカーなら知っておきたい、海外からワードプレス管理画面にログインする方法と注意点をまとめました。
海外からもWordPress管理画面にログインする方法
エックスサーバーには初期設定で、ワードプレス管理画面に海外のIPアドレスからアクセスできないようになっています。
この設定は自分で変更することができます。
ではエックスサーバーをご利用の場合の対処法を紹介します。
エックスサーバーの「サーバーパネル」にログインします。
ログイン情報はサーバー契約直後に送られてくる
【Xserver】■重要■サーバーアカウント設定完了のお知らせ
という件名のメールに記載されています。
サーバーパネルからWordPressの中の「WordPressセキュリティ設定」をクリックします。
設定を変更したいサイトの「選択する」をクリックします。
- ダッシュボード アクセス制限:OFFにする
海外から管理画面へアクセスできるようにします。 - XML-RPC API アクセス制限:ONのまま
外部投稿機能を利用したい場合はOFFにします。 - REST API アクセス制限:OFFにする
ワードプレスのバージョンが5系統の場合はOFFにします。
最後に[設定する]をクリックで完了です。
【注意点】海外からのログイン制限解除は一時的に
デフォルトで海外からのログインを禁止しているのには、それなりの理由があります。
不正アクセスを試みる悪質な行為のほとんどが海外のIPアドレスによるものです。
海外からの管理画面アクセスを制限することで、サイトの安全性は格段に上がります。
私は海外に住んでいた一時期、国外IPアドレス制限をOFFにしていたのですが
あるとき不正アクセス通知機能を入れてみたら、一晩で100件以上の不審な動きが報告されました(大汗)
セキュリティ対策はしていたので、侵入されてませんが
やばい奴が次から次へと家のドア鍵をガチャガチャしてるような状態ですね。
なるべく自分のサイトが危険にさらされないよう、
国外からのアクセス制限は使わない時はONに戻しましょう。
海外ログインを許可しつつセキュリティを高めるには
できる限り管理画面への国外からのアクセスは開放しないほうがよいのですが、海外旅行の際や海外在住の外注ライターさんに依頼する際にはどうしても解放する必要がありますよね。
その場合には海外からのログインを解放しつつ、セキュリティを高める工夫を。
有効な方法の一つが、ログインページのURLを変更することです。
ワードプレスの管理画面はデフォルトではもれなく
http://ドメイン.com/wp-admin/または、http://ドメイン.com/wp-login.php/となります。
サイトURLの末尾にワードプレスでつくられたどのサイトも、この文字列を入れるだけで誰でもログインページにたどり着けてしまうわけです。
この赤字の部分を変更して、外部から簡単に管理画面にたどりつけなくします。
具体的な方法としてはSiteGuardというプラグインを使います。
設定の方法はこちらの記事で説明していますので、ぜひご覧ください。