マルタには語学学校が40校以上あると言われています。
そんな中で一つを選ぶのは難しいですよね。
(ちなみにフィリピンのセブ島は100校以上)
私はフィリピン留学で以前お世話になってた代理店から紹介で、『Easy School of Languages』というヴァレッタにある語学学校に行きました。
代理店に頼むにしても個人手配するにしても、自分の中で基準を持っておくと探しやすくなります。
今回は学校選びの考え方をお伝えします。
最初に、マルタ留学をする目的を明らかにする
英語力を上げたいのか、バカンスしに行きたいのか
そもそもマルタはバカンス寄りの国です。
なので3ヶ月以内でTOEIC400点アップしたい!とか点数的な指標を持っている人や、ガリガリ勉強したい人には全くマルタ留学には向いません。
しかしTOEICの点数はあるのにしゃべれない、アウトプットする場を求めてる!って人には最適な環境だと思います。
そんな、英語をやりつつバカンスを楽しめるマルタですが場所によって勉強とバカンスの比率が変わってきます。
マルタのどこに留学するか、場所を決める
フィリピンだと場所による語学学校の差ってあまり見られないんですが、マルタは場所にそれぞれカラーがある印象です。
それぞれのカラーに合った学生が集まってますので、友だちづくりに影響してくるかと。
マルタ全体に語学学校は点在しているんですがだいたいこの四ヶ所に集中してます。
・Valletta(ヴァレッタ) ・Sliema(スリーマ) ・St.Julian's(セントジュリアン) ・Gozo(ゴゾ)
その他の地域にも学校はありますが交通の便が悪すぎるので、そこを選ぶメリットはあまりないと思います。
ヴァレッタ
『Easy school』はマルタの首都ヴァレッタにある落ち着いた中規模学校でした。
ヴァレッタは日本でいう京都みたいな歴史的な街ですので観光地ですが、だいぶ真面目な雰囲気です。
セントジュリアン
Easyと同時にもう一校紹介してもらった『EC Malta』という学校はセントジュリアンというマルタいちの繁華街にあり、年齢層10〜20代中心で若めだそうです。
セントジュリアンは日本でいうと六本木のような場所。
クラブがたくさんあるので、夜な夜なクラブ活動を頑張りたいパリピが、やっぱり集まる地域です。
ところが語学学校が一番多いのがセントジュリアンです。
そもそもマルタはバカンスで、パーティな国ということがよくわかりますね。
スリーマ
スリーマは地理的にヴァレッタとセントジュリアンのちょうど真ん中に位置していて、程よい都会感と美しい住宅街(お金持ちエリア!)で雰囲気的にも程よい場所です。
ホームステイ先にスリーマの学校『Inlingua Malta』に通っている学生も滞在していたのですが、まあまあ落ち着いてよい学校だと言っていました。
ゴゾ
ゴゾはマルタ本当からちょっと離れたところにある離島です。
雰囲気的にはマルタを小さくした感じで歴史的建造物と自然が魅力の、主要な観光地の一つ。
離島なのでフェリーでないと都会マルタ島まで行けないという不便さゆえ、じっくり、ゆっくり自然を感じながら学びたいという大人な方が行かれるそう。
整理すると、落ち着いてる度の高い順から
ゴゾ島>ヴァレッタ>スリーマ>セントジュリアン
マルタ留学の予算を決める
場所を決めたらかなり絞られてきますので次に予算。
大規模校だと高くて、小規模校だと安い傾向。
世界中に語学学校を展開する大規模学校ECと中規模のEasyの二種類で見積もりとったのですがECのほうが2ヶ月で10万くらい高かったです。
高いぶんなのか、それなりに授業や教材に工夫があって、長期滞在でもマンネリしないようになっているようです。
個人的にはだいたい値段なりのクオリティだと思っています。
セブもそうでしたが、施設や授業の質が値段に比例してるので数週間の滞在ならいいですが、長期滞在する場合、学校の欠点がじわじわ効いてくるので安いからってだけで決めないほうがよいです。
複数の見積もりを代理店にとってもらって比べてみるといいですね。
代理店によって紹介できる学校が違うこともあるので、できれば代理店も複数に依頼!
マルタ留学、代理店と個人手配はどっちがいい?
代理店に聞くメリットとしては、数ある語学学校から絞って提案してくれるということ。
私がマルタ留学を決めたとき、まだ会社員で時間が無かったので提案と手続きをしてくれる代理店はありがたかったです。
時間があるなら自分でリサーチして個人手配してみてもいいと思います。
金額的には、代理店は学校からキックバックをもらうので利用者側としてはどちらでも変わりません。
ですが、キックバックをもらえない学校を代理店は紹介しないので個人手配だと選択肢は広がりますよね。
代理店によっては留学中のフォローを売りにしているところもありますが、留学中のトラブルや相談ごとは直接学校に話つけたほうが手っ取り早いのでマルタに着いたら代理店にお世話になることはないです。
学校にもよりけり、マルタ時間でのんびりしてますがちゃんと対応してくれましたよ。
上級者向け:マルタ現地で見つける
本当だったら、国籍比率を選ぶ基準にあげたかったんですが、学校や代理店がいう国籍比率はあてにならないです。
私が通ったEasy Schoolはリピーターもけっこういるとても良い学校でした。
が、次行くとしたら最初の数ヶ月は同じEasy Schoolにしてその間で現地で他の学校探してみたいですね。
なんでかっていうと
日本人が多かった。
聞いてたんと違う。
行く前は日本人比率少ない、十数パーセントと聞いてたのに!
30~40%が日本人だったんじゃないかと、、
最悪の場合クラスの半分が日本人になんてことも。
レベル高めのクラスだと日本人比率低いので、頑張って勉強してから行きましょう。
それでも、Easy Schoolで出会ったブラジル人の女の子は自分の足で語学学校探したそうで、Easyはマルタの中では国籍のバランスがいいほうだと言ってました。
見学した学校の中には、ほぼ中国人しかいない学校もあったとか。
Easyの学生の国籍は、日本以外で感覚的に多い順で言うと
- コロンビア
- 韓国
- イタリア
- トルコ
あとは少数派でドイツ、スイス、ブラジル、フィンランド、チェコ、リビア、オランダ、中国などなど幅広い国籍ではありました。
街中で出会った女の子が通ってた語学学校には、日本人は一人もいないって言っていて、イランとかベトナムとかeasyにはいなかった国籍の子も多いって言ってたし、本当に学校によりますね。
その子はスタッフの対応に問題ありなので移りたいといってEasy schoolの見学にも来てしてました。
日本人がたくさんいてもいいんですが、いろんな国の人と知り合えるチャンスがあるのがマルタですので、現地で学校を実際に見てから決めるのも賢い手なんじゃないかと思います。
もちろんハイシーズンだと空きがない可能性がありますので、それ以外の時期に。